ブラインドタッチの一番の利点は、視線を画面に固定したまま作文ができることです。
ブラインドタッチができない人は、キーボードのキーを目視確認し、その後画面に視線を移して誤字がないかチェックする作業を繰り返します。
しかし、ブラインドタッチは視線をキーボードに落とさないので、打ちながら誤字を確認できるのです。
つまり、タイピングの作業時間が二分の一。メリットが大きいですよね。
さらにブラインドタッチを身に着ける過程でキー配置を覚えることになるため、タイピングスピードが向上します。
個人差がありますが、日本語で1分間に100文字以上は余裕で打てるようになります。
※ちなみに1分間で60文字が事務職の及第点レベルと言われています。
ブラインドタッチを覚えて、作業効率を大きく上げましょう!
ブラインドタッチを学ぶにはタイピングゲームが一番
結論からいうと、ブラインドタッチはタイピングゲームで覚えるのが一番手っ取り早いです。
実は、ブラインドタッチに限らずゲームで覚えられる技術はゲームで遊ぶのが一番早いです。
特にテレビゲーム系はよくできていて、次のような特徴があります。
- 難易度が段階的に上がる
- 成長が数値化されて見える
- モチベーションを保ちやすく、飽きさせない作りになっている
タイピングゲームは無料で提供されているものが多く、ググれば多くのゲームが見つかります。
ただ、いろんな種類があるため、迷ってしまう方のために私のおすすめをご紹介させていただきます。
基本的には自分に合うものを選べばOKです。
e-typyng
タイピング技能検定を運営する会社の公式タイピングゲームです。
文字の下に対応する指が示されており、どの文字をどの指でタイプすれば良いかが分かるため、正しいタイピングを覚えやすいです。スコア200以上を目指しましょう。
私の挑戦結果は290点でした。
ココアの桃太郎タイピング
仲間と一緒に鬼退治に行くというRPG仕立てのタイピングゲームです。
「たいぴんぐ道場」では、タイピングの基本となるホームポジションや指の動きを学ぶことができます。
ストーリーに合わせて徐々に難易度が上がっていきますので、自分のペースで楽しむことができます。
寿司打
目の前に流れる寿司を、画面外に消える前までに食べる(文字を打ちきる)というゲームです。
一万円コースはめちゃくちゃ大変です。腱鞘炎になります。五千円コースを目標にがんばるのがおすすめです。
私の挑戦結果は、一万円コースで10800円。ぎりぎり元が取れました。
余談ですが…
私がブラインドタッチを覚えたのは「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」というゲームでした。
学生だった当時「ハウス・オブ・ザ・デッド」というゲームが流行ってまして、それをタイピングゲーム風にアレンジしたゲームでした。
非常に人気があり、多数のシリーズがリリースされましたが、現在は絶版となっています。
紹介しようと思ったのですが、結構なプレミア価格となっておりおすすめするメリットが何もないため、断念しました。
興味がある方はamazonででも調べてみてください。
【荒技】ブラインドタッチ強制メガネの作り方
メガネを持っている人は、図のようにメガネの下半分に色紙を貼ってみましょう。
そして顔にかけて、ひたすらタイピング練習しましょう!
やってみると分かりますが、キーボードが見えません。つい無意識にキーボードをちら見してしまうのを、完全に防ぐことができるのです!
最初は誤打が多いと思いますが、徐々に指がキーの位置を覚えてきます。8時間も続ければ、そこそこの精度で打てるようになるでしょう。
ゲームでのタイピング練習と組み合わせることで、さらに効果的にブラインドタッチを習得することが可能です。
かなり効果がありますので、メガネをお持ちの方はぜひ試してみてください。
完璧を目指す必要はない
タイピングゲームは難易度が上がるにつれ、速さと正確さの要求レベルが上昇します。
初めてブラインドタッチに挑戦する方は、そこで気負ってしまうかもしれませんが、実務レベルでは最高難易度のような速さも正確さも必要ありません。
キー配置を覚えて、そこそこのブラインドタッチができれば問題ないです。一定レベルになっていれば、速さと正確さは、実務を通して身につきます。
どうしてもゲームをクリアしたい人は別ですが、普通はアルファベットとスペース、エンターキーを抑えておけば困らないと思います。
まずはそこそこのレベルを目指し、ある程度自信がついてきたら高難易度のステージに挑戦してみましょう。成長が実感できると思いますよ。
ブラインドタッチ練習の参考になれば幸いです。